台湾人が行っている熱中症対策おすすめ5選!!暑い夏を楽しく元気に過ごそう!




こんにちは〜

台湾は暑い日が続いていますね。台湾は4月から30度を超えることがあるほど、1年の大半以上が暑いです。

暑くなると熱中症や夏バテが怖いですよね。台湾人も熱中症や夏バテにならないように日々注意して過ごしています。台湾は暑い期間が長いので、体調が悪くならないように昔からいろいろな熱中症対策があるようです。

今回は、台湾の叔母から聞いた熱中症予防について紹介します。これらの方法で留学時代も台湾の暑さを乗り越えてきました。

1. 水分をこまめに摂取する。

水分の摂取は日本と同じですね。台湾にはあらゆるところにドリンクスタンドやコンビニがあるので水分補給は簡単です。暑い日になると人気のドリンクスタンドの前はお客さんで賑わっています。

2. 青草茶を飲む

台湾には「青草茶」というものがあります。コンビニでも売っていますし、街中でも「青草茶」を専門に売っているお店があります。「青草茶」とは、何種類もの薬草がブレンドされたお茶で身体の中の余分な熱をとってくれる飲み物です。余分な熱をとってくれるので熱中症対策になります。

私も台湾に住んでいたときに熱中症気味になると、急いで「青草茶」を買いに行って飲んでいました。そうすると自然に頭重感がなくなり、熱中症のような症状は治まります。

青草茶

↑台南の「永楽市場」の「青草茶」。青汁ようなイメージがありますが、味はさっぱりしていて意外に飲みやすいです。

3. 刮痧(かっさ)をする

日本でも流行りはじめている刮痧(かっさ)は台湾では昔から行われている民間療法です。日本では美容的なイメージが強いですが、台湾では熱中症対策によく行われています。

刮痧(かっさ)とは、経絡に沿ってかっさプレートなどで首や背中をこすり、体内の老廃物を取り除く方法です。「痧」とはなに??「痧」とは、体内に気や血が溜まったってしまったもので、気や血で流れが滞ってしまうと身体の不調がでるとされています。東洋医学的な考えですね。一般的に、刮痧(かっさ)は体内の余分な熱を取り除き、熱中症や風邪に効果があるとされています。

我が家では子どもの頃から母が刮痧(かっさ)をしてくれていました。その頃はかっさプレートを持っていなかったので、レンゲや小皿のふちでやってもらっていました。しかも、潤滑として水を使用していたので、皮膚が少し痛かったです。

台湾留学時代の1年目は暑さに慣れずによく熱中症のようになっていました。その時に近くに住んでいた叔母に刮痧(かっさ)をしてもらい、頭重感や頸肩の凝りがなくなりました。叔母はかっさプレートとタイガーバームのようなものを使っていたので痛くはなく、気持ちがいいくらいでした。

最近は、我が家でもかっさプレートとホホバオイルを使用しています。

カッサプレート

↑水牛角で作られたかっさプレート。首、肩、背中に使いやすいので愛用中。

カッサプレート

↑こちらも水牛角でできています。我が家では頭用。

カッサプレート

↑お土産にもらったプレート。木製で少し厚みがあるので、あまり使いません。しかし、小さめなので手のツボ押しに使っています。

刮痧(かっさ)は向きと方法があるので、適当にはやってはいけないそうです。台湾の家庭ではできる人が多いそうですが・・・マッサージ屋でも「刮痧(かっさ)」というメニューがあるところもあります。

4. 身体の熱を取る食べ物を食べる(スイカなど)

暑い時期には積極的に「涼性」の食べ物を食べます。身体から余分な熱を取ってくれる食べ物ですね。台湾は薬膳的な考え方が浸透しているので、食べ物でも暑さ対策をします。例えば、西瓜(スイカ)、緑豆、ハトムギなどを暑いときに食べます。

スイカ

5. 綿100%の服を着る

通気性のいい服ですね。台湾はの日本と同様に湿度が高いので、ジメジメした暑さになります。そのため、合成繊維だと通気が悪く熱がこもってしまいます。特に年配の方は綿100%を好むようです。そして、年齢に関わらず短パンを履いている人も多いです。

以上、叔母に教えてもらった熱中症対策でした。私は今でも夏になるとこの5つを実践しています。熱中症や夏バテにならずに楽しく元気に過ごしたいですもんね!

それでは〜